愛犬の赤ちゃんを見てみたい・・・・
そう、思う気持ちは自然な事です。
仮に、愛犬に交配をしたと仮定して
どのくらいの費用がかかるのか、考えた事がありますか?
必ず必要になると思われるものは・・・・
1、交配料・・・交配料は、オスの実績、経歴、血統、内産犬か外産犬か等で決まります。
2、血統書団体に、母犬の所有者登録(名義変更)と共に、クラブへの入会、年会費の支払いを行います。
3、犬舎号登録費 + 子犬の頭数分の登録代金などが必要です。
4、妊娠期間中の健康診断費(レントゲン、エコー代金、検便などの健康診断費用)
5、子犬の狼ツメ切除費、断尾費、頭数分のワクチンと健康診断費
6、育成中の子犬の管理費(人工ミルク代金など)
7、体調の優れない仔犬の診察代金、仮に死亡した子犬がいれば、埋葬代金
8、難産になった場合の緊急に備えた帝王切開費、深夜料金費など
9、妊娠期間中、産後の食事内容の変更に伴う費用
簡単にあげても、これだけあります。
友人の試算によると、交配料金、お産の進み具合によって
大きく左右されますが、〜40万円ほどかかるそうです。
この価格は、一概に言えませんが、母犬の母体に万が一があっては
いけないので、最大限の用意が必要です。
私個人の意見としては、愛犬の子供を見たい気持ちは、大変良く理解できます。
しかし、いざ、実行するとなると、どうでしょうか?
生まれてきた仔犬全てに、恵まれた環境を提供してくれる家族を見つけることが可能でしょうか?
残れば、全て飼えばいい・・・などと、簡単に思うのかもしれませんが
実際、1匹飼育から途端に3匹、4匹となったときに、その維持は大変困難になるでしょう。
交配したからといって、全てが妊娠する事もありません。
聞くところによると、確率的には6〜7割程度が妊娠しますが、
全てが出産にまで至ると言う保証はありません。
こう考えると、妊娠〜出産〜育児〜に至るすべての期間、
飼い主は、自分の時間を惜しみも無く提供し、全神経を注がなくてはなりません。
貴重な時間を、愛犬と過ごせるという醍醐味はありますが
その責任も大変大きく、自覚も必要になります。
表面化してくる部分を考えただけでも、相当な負担を強いられることになりますので
出産させる場合は、家族全員で話し合い、万全の体制で行うことです。
あとで、後悔することのないようにしなくてはなりません。
「生ませなければ・・・・」そのような言葉が、口から出てきては
母犬も仔犬も可哀想ですからね。
そして、何よりも交配前には、
犬種についてのあらゆる勉強する必要があります。
出来ない方は、やはり・・・繁殖はしないほうがいいと思いますよ。
国内初の海外ジャッジを務め、犬世界の重鎮である私の恩師の口癖は・・・・
「日々、犬学です」
私も、毎日そう思います。

westerner の雰囲気が良く出ています。ママ似かな?